2021年5月21日(金)オンライン会議形式により、2021年度第15回情報交流委員会(委員長:廣川隆明 エネコム)を開催致しました。
今回は、株式会社国際協力データサービス(ICDS)/松島 大介氏から『iCDを取り入れた人事制度設計(計画中)』と題して、これまでの取り組みと今後の計画をお話しいただきました。
ICDS社では20年近く前にITSSとの出会いがありましたが、その時は導入には至りませんでした。松島氏が入社した15年前に感じたことは、ITSSは大企業向けの仕組みであるという印象でした。その後、iCDが発表され、中小企業でも導入できるのではないかと取り組みを開始。30人レベルの中小企業でも、iCDを取り入れることができることを示していきたいと現在奮闘中です。
発表の最後に松島氏から運用を開始している参加企業のメンバーに対して、下記の質問がありました。
・iCDでは、タスク大・中・小分類、評価項目で整理されているが、レベル判定基準はどのように設定しているか。
・iCD運用上、問題になっていること、その解決方法の事例のシェアをお願いしたい。
・今から初めてiCDを作るとしたら、何に注意すればよいか。
松島氏からの質問に対してグループディスカッションを行い、グループ発表という形でフィードバック(アドバイス)が行われました。
後半は今年度のテーマである「iCDを使った分析手法」について各社発表、意見交換を行いました。社内で運用している資料(社外秘)を持参ただいた企業もあり、現実感のある資料を用いた発表をしていただき、大変有意義な内容となりました。
次回の委員会は7月に開催予定です。事例発表は、NTTコムウェア社が行います。