セッション詳細情報:スキル標準ユーザーズカンファレンス2014
各セミナー詳細
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主催者挨拶
10:30~10:40
「主催者挨拶」
【概要】
主催者による開催のご挨拶です。
会長 特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会石島 辰太郎 【講演者】
会長
特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会
石島 辰太郎

【講演者プロフィール】
1971年3月 早稲田大学理工学部電気工学科卒業
1973年3月 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了(工学修士)
1976年3月 早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了(工学博士)
1976年4月 東京都立工科短期大学電気電子工学科助手
1981年4月 東京都立工科短期大学電気電子工学科助教授
1985年4月 東京都立工科短期大学電気電子工学科教授
1986年4月 東京都立科学技術大学電子システム工学科教授
1990年4月 東京都立科学技術大学大学院工学研究科電子情報系システム工学専攻教授(修士課程担当)
1992年4月 東京都立科学技術大学大学院工学研究科システム工学専攻教授(博士課程担当)
2001年4月 東京都立科学技術大学大学院工学研究科システム基礎工学専攻教授
2002年4月 東京都立科学技術大学学長
2006年4月 首都大学東京システムデザイン学部学部長
2007年4月 産業技術大学院大学学長

東京都ベンチャー技術大賞審査委員会 委員長  2007年4月~在籍中
財団法人 国際研修交流協会 理事       2000年4月~在籍中
財団法人 簡易保険加入者協会 評議会    2003年8月~在籍中
公益財団法人 日本デザイン振興協会 評議会  2001年6月~在籍中
NPO法人日本e‐Learning学会 会長      2003年10月~在籍中
品川ビジネスクラブ 代表理事         2012年3月~在籍中

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基調講演
10:40~11:20
「基調講演」
~「(仮)経済産業省のIT政策について」~
【概要】
アベノミクスの3本目の矢である成長戦略「日本再興戦略-JAPAN is BACK-」が今年6月14日に閣議決定され、また、同日付けで、世界最高水準のIT利活用社会の実現を目指した新たなIT戦略である「世界最先端IT国家創造宣言」が閣議決定された。
今回、経済産業省がこれら2つの戦略を踏まえて取り組むIT政策について説明する。
経済産業省 村上 貴将 氏 【講演者】
経済産業省
商務情報政策局 情報処理振興課
村上 貴将 氏

【講演者プロフィール】
1975年生まれ。香川県出身。東京大学電子情報工学科、同大学院電気工学系研究科修士課程を経て、2000年、通商産業省(現経済産業省)に入省。2004年より内閣官房において著作権などの知的財産関連政策等を担当。産業技術政策、中小企業のIT政策等、省エネルギー政策などを推進。2012年7月より現職。
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特別講演
11:30~12:10
「特別講演」
~「IT業界が抱える課題と将来像」~
【概要】
現代社会において、ITはもはや無いことが考えられない「重要な社会インフラ」となっている。
あらゆる産業分野、経済分野から、行政、個人の生活までITなしには動かないというのが実情である。一方で、日本においてそのITを支えるIT業界は本当に魅力ある職種になっているか。
今後の日本経済成長の鍵を握るIT業界が抱える課題と将来像について提言する。
株式会社三井住友銀行 取締役専務執行役員渕崎 正弘 氏 【講演者】
株式会社三井住友銀行
取締役専務執行役員
渕崎 正弘 氏

【講演者プロフィール】
1979年 東京大学法学部卒、株式会社住友銀行(現 三井住友銀行)入行。
主に、事務・システム関連業務に従事。支店長、執行役員事務統括部長などを経て、2011年から事務・システム担当役員となり、2012年4月から現職。
三井住友フィナンシャルグループ取締役IT企画部担当役員などを兼ねる。
2010年より社団法人企業情報化協会の委員に就任し、現在、同協会の設立30周年記念事業の運営幹事会委員長として推進中。
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次世代人材の育成
13:30~14:10
「次世代人材の育成」
~「データサイエンティスト育成の難しさと勘所 ~事例とフレームワークのご紹介~」~
【概要】
過去(データ)を分析し、未来を予測する。データサイエンティストに期待が高まっています。ところが、具体的な活動内容は、明確にイメージできていないことが多いと思われます。データサイエンティストの職務とは?必要な知識、スキルとは?誰が、どのようにして、育成を図っていくのか? 具体的な事例を紐解きながら、特に、人材育成の観点での新しいチャレンジ、勘所について、お話しします。
日本ヒューレット・パッカード株式会社 エンタープライズサービス事業統括 エンタープライズサービスストラテジックポートフォリオ統括本部 エグゼクティブコンサルタント内藤 剛 氏 【講演者】
日本ヒューレット・パッカード株式会社
エンタープライズサービス事業統括 エンタープライズサービスストラテジックポートフォリオ統括本部 エグゼクティブコンサルタント
内藤 剛 氏

【講演者プロフィール】
1995年米国EDS日本法人に入社。複数顧客のCRM、BIの構築、運用に従事。IT兼データ解析マネージャとして、某大企業のダイレクトマーケティング部門(100億円予算)の立ち上げに参画。5年間お客様先に常駐し、データ活用の「現場力」を獲得、人材育成の困難を経験。EDS買収により、HPに転籍。現在は、ビッグデータ活用を主題とした戦略コンサルタントとして活動中。公益社団法人企業情報化協会「データサイエンティスト育成委員会」委員。
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CCSF導入利活用事例
14:20~15:00
「CCSF導入利活用事例」
~「IT人財の育成および確保への取組」~IT業務の質的変革と拡大~~
【概要】
情報システム部では「IT業務の質的変革と拡大」をテーマに各種施策を実施しており、その中の重点施策の一つとして「IT人財の育成および確保」を掲げています。あるべき姿と現状との間を埋めるために必要な人財育成計画の立案や人財像とスキルの定義にCCSFを活用することとしました。
小野薬品工業 株式会社 情報システム部 開発二課 課長岩 浩之 氏 【講演者】
小野薬品工業 株式会社
情報システム部 開発二課 課長
岩 浩之 氏

【講演者プロフィール】
1987年4月小野薬品工業株式会社入社。
情報システム部でホストコンピュータの業務システムの開発・運用・保守を担当した後、1994年からチームリーダーとして主に会計業務システムを担当。1997年からはオープン系システムへの移行に携わり、データベース技術を習得。2011年からは「IT業務の質的変革と拡大」をテーマにアウトソーシング活用ガイドラインの作成を行い、現在はIT人財育成基盤の構築を推進中。
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CCSF導入利活用事例
15:10~15:50
「CCSF導入利活用事例」
~「セイコーエプソンにおけるIT人材育成の取り組み」~
【概要】
当社の中期経営計画であるSE15達成に向け、情報化推進部門の人材育成フレームワークをCCSFベースで再構築しました。これまでの人材育成活動の経験や失敗から気付いたこと、CCSFを選択した経緯、運用に向けて工夫したこと、現在の進捗と今後の展開についてお話したいと思います。
セイコーエプソン株式会社 IT推進本部 情報化推進部 部長田中 秀樹 氏 【講演者】
セイコーエプソン株式会社
IT推進本部 情報化推進部 部長
田中 秀樹 氏

【講演者プロフィール】
1985年、セイコーエプソン(株)入社。生産技術開発部門にて社内向け生産設備開発、製造情報システム開発、PDMシステム開発に従事。1998年に情報システム部門へ異動。ワークフロー・情報共有環境構築、全社向け業務アプリケーション構築を担当。2008年8月より現職。プリンター、プロジェクターなどの主柱事業の情報化推進部長として事業のバリューチェーンを支えるIT関連全般を担当。現在、全事業を対象にグローバル視点で最適な情報化環境整備に向けて推進中。
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CCSF導入利活用事例
16:00~16:40
「CCSF導入利活用事例」
~「CCSFの導入・活用について」~
【概要】
当社は農林中央金庫のシステム子会社で,農中の金融システムとJAバンクシステムの開発・運用を担っています。人材育成のPDCAの確立,技術スキルの強化等を目的に,2012年にCCSFを導入しました。導入においては,スキル標準ユーザー協会のワークショップで指導を受けました。スキル調査の実施・分析,それを踏まえた人材育成計画の策定,キャリア開発面接でのスキル調査結果の活用等,CCSFをベースに人材育成に取り組んでいます。
農中情報システム株式会社 企画部経営企画室 室長/開発五部 副部長/人事部 部長代理町田 幸治 氏/重 信之 氏/櫻井 茂芳 氏 【講演者】
農中情報システム株式会社
企画部経営企画室 室長/開発五部 副部長/人事部 部長代理
町田 幸治 氏/重 信之 氏/櫻井 茂芳 氏

【講演者プロフィール】
町田 幸治 氏(写真上)

1988年農林中央金庫に入庫。宮崎支店,農林水産省出向,農業部,高知支店,推進部,盛岡支店で森林・畜産・水産融資,農漁協貯金推進等を担当。2004年に人事部で人材育成を担当し,その後,業務監査部,宇都宮支店,管財部を経て,2011年から農中情報システム㈱に出向し現職。2012年のスキル標準導入の際に,ワークショップへ参加し,人材像策定等に関わるとともに,スキル調査実施・分析,人材育成計画策定等を担当。

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重 信之 氏(写真中)

1993年入社。開発部門にて,トレーディングシステム,証券業務システムの開発・運営を経て,2006年に管理部門へ。管理部門にて,開発・品質管理,システムリスク管理,JSOX・監査対応等を担当し,2012年に再び開発部門へ。証券業務システムの大規模更改のPMOとしてプロジェクトを推進し,2013年より現職。2012年のスキル標準導入の際に,ワークショップへ参加し,人材像の策定,SSI導入時のシステム条件設定等を担当。

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櫻井 茂芳 氏(写真下)

1994年入社。システム開発部門にて,農林中央金庫海外拠点向勘定系システム・ディーリングサポートシステム・リスク管理システム等の開発・運営を担当。2003年以降はSWIFTシステムも担い,PL・PMとして各種開発プロジェクトを統括。2011年からは人事部で人事および労務管理全般を担当。スキル標準については,社内人材分布の捕捉・人材育成への利用等の観点で,その活用を推進。
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次世代人材の育成
16:50~17:30
「次世代人材の育成」
~「楽天技術研究所における人材育成:課題と挑戦 ダイバーシティ、グローバリゼーション、イノベーション」~
【概要】
楽天技術研究所は、楽天グループにおける戦略的R&D組織として、東京・ニューヨーク・パリの3拠点にて活動をしています。博士号をもったメンバーを中心に、13国籍に渡る50名程の所員が所属し、クラウドから、データ・マイニング、AR、ユビキタス・コンピューティング等、幅広い研究開発を行っています。変化の激しいインターネット業界において、いかに専門領域を押さえながらも育成を行い、この多様化したグローバル化時代に挑み続けているのか。その挑戦について共有させていただきます。
楽天 株式会社 執行役員 兼 楽天技術研究所 所長 兼 情報技術部副部長 兼 ビッグデータ部副部長森 正弥 氏 【講演者】
楽天 株式会社
執行役員 兼 楽天技術研究所 所長 兼 情報技術部副部長 兼 ビッグデータ部副部長
森 正弥 氏

【講演者プロフィール】
アクセンチュア株式会社を経て現在,楽天株式会社 執行役員 兼 楽天技術研究所長,情報技術部 副部長(人材育成所管)としてマネジメント及びデータサイエンティスト戦略に従事.過去に, 経産省次世代高度IT人材モデルキャリア検討委員, CIO育成委員会委員等を歴任. 2013年日経BP社 IT Pro にて「世界を元気にする100人」に、日経産業新聞にて「40人の異才」に選出。著作に「クラウド大全」(日経BP社, 共著),「ウェブ大変化 パワーシフトの始まり」(近代セールス社)等. 
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ランチョン・セミナー
12:40~13:20
「ランチョン・セミナー」
~「ビッグデータ、やってはいけない人材育成とは?3つの誤解と2つの真実?」~
【概要】
昨年度、株式会社豆蔵も参画して、企業でのビッグデータの活用や導入に関して大規模な全国的調査が行われた。その際のアンケートやヒアリングで得た情報を基に、我が国のビッグデータに関する現状、課題、展望を紹介し、併せて「いま、求められるべき」人材像について解説する。また、情報システム部門のビッグデータへの取り組み方について、データ分析を導入・活用する過程を、システム開発の過程と比較することで提言していく
株式会社 豆蔵 執行役員安井 昌男 氏 【講演者】
株式会社 豆蔵
執行役員
安井 昌男 氏

【講演者プロフィール】
1982年清水建設株式会社に入社、土木本部、総合企画室情報通信企画部、広島支店勤務などを経て1998年、情報システム部生産系システム開発課長。2006年、株式会社豆蔵に入社。8月に同社執行役員に就任。2009年4月から2013年3月まで、内閣官房IT室 電子政府推進管理担当補佐官。
主な著書「要求開発のススメ」:翔泳社、「仕事のとれるSE」(共著):日経BP社「成功する要求仕様・失敗する要求仕様」(監訳):日経BP社 など
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CCSFセッション(IPA+SSUG合同)
13:30~15:00
「CCSFセッション(IPA+SSUG合同)」
【概要】
■独立行政法人情報処理推進機構 IT人材育成本部 HRDイニシアティブセンター  遠藤 修
「CCSFの概要について」

昨年のカンファレンスで概要を説明させていただきました「共通キャリア・スキルフレームワーク(第一版・追補版、略称CCSF)」については、ワークショップ・講演会などを通して普及活動を行った結果、多くの企業よりそのコンセプトや使い勝手等に関心を寄せていただき、実際の導入・運用も進んで参りました。今回は、企業での実際の活用状況や、皆様によりお使いいただくための今後の取り組みについてお話をさせていただきます。

■特定非営利活動法人スキル標準ユーザー協会 専務理事 高橋 秀典
「CCSF」、ここがポイント!  ~今後のスキル標準のコアとなる「CCSF」を正しく理解しよう~

2012年3月に公表されたCCSFは、各方面で活用実績を上げていますが、既存のスキル標準をお使いの企業での活用や、地域、および中小企業への展開をさらに進めていく必要があります。スキル標準の最終形であるCCSFを理解し、今後の流れを正しく見据えることは、企業のビジネスに貢献する人材の可視化には必須です。CCSFを効率よく活用するための極め付けエッセンスをお伝えします。
「CCSFの概要について」/独立行政法人情報処理推進機構 IT人材育成本部 HRDイニシアティブセンター 遠藤 修 「CCSF」、ここがポイント!  ~スキル標準のコアとなる「CCSF」の正しい理解~/特定非営利活動法人スキル標準ユーザー協会 専務理事 高橋 秀典  【講演者】
「CCSFの概要について」/独立行政法人情報処理推進機構 IT人材育成本部 HRDイニシアティブセンター 遠藤 修
「CCSF」、ここがポイント!  ~スキル標準のコアとなる「CCSF」の正しい理解~/特定非営利活動法人スキル標準ユーザー協会 専務理事 高橋 秀典
 

【講演者プロフィール】
遠藤 修 (写真上)

1991年国際証券入社(現三菱UFJモルガンスタンレー証券株式会社)。営業部門、ディーリング部門、調査部門などを経て、システム企画部へ(現システム部)。営業情報システム(CRM)などの情報系のシステム開発を担当し、2001年の合併を機にシステム企画担当へ。システム投資計画、個人情報保護法対応、内部統制を担当する傍ら、IT人材育成に着手。2006年よりUISSの導入を推進、2010年からはシステム子会社(ITSS運用済み)との合同運用を開始。導入成功事例として、各種講演会、記事、事例集など多数の依頼を受ける。2012年5月より現職。

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(株式会社 スキルスタンダード研究所 代表取締役社長)
高橋 秀典(写真下)

1993年に日本オラクル入社。セールスコンサルタント、サポート、研修ビジネス責任者を歴任、研修ビジネス責任者時代にオラクルマスター制度を確立。その後、システム・エンジニア統括・執行役員を経て2003年12月に、ITSSユーザー協会(現スキル標準ユーザー協会)設立、専務理事に就任。2004年7月日本オラクルを退社、株式会社スキルスタンダード研究所を設立、スキル標準の企業導入・活用を推進。経済産業省、IPAのスキル標準関係各種委員会委員、委員長を歴任する。2006年5月にIPA賞受賞。経済産業省「産業構造審議会・人材育成WG」委員など各方面で活躍。2013年10月より内閣官房「最先端IT国家創造宣言・人材育成分科会」委員として参画。首都大学東京産業技術大学院大学客員教授。
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CCSF普及活動報告
15:10~15:50
「CCSF普及活動報告」
~「CCSFの導入から運用へ ~小さな会社でもできるCCSFの運用事例紹介~」~
【概要】
昨年度福岡で実施しましたCCSFワークショップに参加した5社が社内に導入し、運用を開始しています。その導入から運用までの一連のプロセスをご紹介します。また、導入で終わるのではなく、実際に社員の目標設定や評価にどのように反映させた手法や社内での苦労話など、実際に導入・運用を始めた会社をご紹介します。さらに、継続して福岡で第2回目を開催しており、その状況と他の九州地区での広がりについてもご紹介します。
一般社団法人 福岡県情報サービス産業協会 教育委員会委員長柴田 健二 氏 【講演者】
一般社団法人 福岡県情報サービス産業協会
教育委員会委員長
柴田 健二 氏

【講演者プロフィール】
1991年学校法人麻生塾 入社。麻生教育サービス株式会社へ出向。マイクロソフト、オラクル、シスコなどITベンダーとの教育パートナーとして、九州・沖縄地区のIT人材教育に従事。特にITベンダー資格取得、技術教育、PM人材育成等を支援。近年は、中小企業大学校の研修企画・運営の委託事業をはじめとする地元中小企業の管理職、後継者育成支援にも従事。2009年より(社)福岡県情報サービス産業協会 教育委員会副委員長を経て、2011年より教育委員長を担当。会員企業180社を対象とした協会主催の研修企画、最新技術(特にクラウドサービス関連)、地域連携推進事業、CCSF導入推進活動を行う。
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IPA プロフェッショナルコミュニティ報告
16:00~16:40
「IPA プロフェッショナルコミュニティ報告」
~「プロフェッショナルコミュニティの自主活動について」~
【概要】
IPAでは、ビジネスの第一線で活躍しているIT技術者で構成された「プロフェッショナルコミュニティ」を創設し、スキル標準の改版、人材育成のあり方等、次世代ITサービス・ビジネスを担う後進人材のスキルアップに貢献するための諸活動を行ってまいりました。本セッションでは、自主的に活動を継続されている3つのコミュニティ(プロジェクトマネジメント、ITスペシャリスト、カスタマサービス)から、より高みを目指すIT人材に求められる技術等について、それぞれの視点でご紹介いたします。
IPA 高山俊介/日本アイ・ビー・エム株式会社 赤石 雅典氏 日本ソフト技研株式会社 北野 利光氏/東芝ITサービス株式会社 見上和子氏  【講演者】
IPA 高山俊介/日本アイ・ビー・エム株式会社 赤石 雅典氏

日本ソフト技研株式会社 北野 利光氏/東芝ITサービス株式会社 見上和子氏 

【講演者プロフィール】
■独立行政法人情報処理推進機構 IT人材育成本部 HRDイニシアティブセンター 高山俊介(写真上)

IT系専門学校を運営する学校法人へ奉職。大学院大学設立プロジェクトに参画後、プログラミング指導を中心とした人材育成に関わる業務を担当する。その後、SIベンダーにて各種システムの設計・開発・運用業務に従事しながら、社内教育のあり方について検討を行い、研修制度の充実化を図る活動等を行う。2011年11月より現職。

■日本アイ・ビー・エム株式会社 スマーターシティ事業 エグゼクティブITスペシャリスト 赤石 雅典氏(写真中上)

1987年日本アイ・ビー・エムに入社。入社当時は、東京基礎研究所研究員として APL2 を利用した数式処理システム、数学教育支援システムの研究開発に従事する。
1993年にSE部門に異動し、主にオープン系システムのインフラ設計・構築及びアプリケーションデザインを担当。
2013年よりスマーターシティ事業に転属し、現在は設備保全パッケージの提案活動等に従事している。

■日本ソフト技研株式会社 東京支店/非常勤顧問 北野 利光氏(写真中下)

鉄鋼および電子部品会社において自社の生産管理システムを主に構築、その後SIベンダーとして顧客システムの開発に従事。また、PMO立上げ・運営および品質保証部門を経験。IPA・ITスキル標準PM委員会のメンバーとして2004年より参加し現在に至る。

■東芝ITサービス株式会社 人財開発センタ 参事 見上和子氏(写真下)

入社3年間は現場のOAシステム技術支援を担当し、4年目から教育部門に異動してUNIX系技術教育講師や技術教育企画、ITSS準拠の社内認定制度の立上げを行ってきました。その後2010年度に、従来は主管が各々別な部門に分かれていた各種教育(技術教育/階層別・一般教育/営業教育)を一部門に集約し、全社の人財育成・開発を総合的に企画・実行する専門部隊の設立に向けた活動に携わり、人財開発センタ設立に至りました。
現在では、人財開発センタで研修全体の構想企画と部下育成を行っています。
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SSUG活動報告
16:50~17:30
「SSUG活動報告」
【概要】
■持田 啓司 氏
 「教育企画委員会報告 最新版ISVマップのご紹介」

昨年リリースしたVer7に対しての見直し、さらには新規資格の追加を行った。掲載済み資格と同等資格の調査・追記を行ったほか、クラウドの活用が進むなかで必要とされる資格など、時代にマッチした内容への見直しを行った。

■小島 明 氏
 「SSI-CCSF」を使った効果的なCCSFの企業活用報告

CCSFを活用してスキル標準を導入してもそのPDCAを確実にかつ正確に回す必要があります。その受け皿としてスキル管理ツール(SSI-CCSF)を活用することが最も効果的で効率的です。本日は、パワーアップしたSSI-CCSFを使った効果的な人材育成を実現した活用方法をご紹介します。

特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会 教育企画委員会 委員長/ASP推進委員会 委員長持田 啓司 氏/小島 明 氏 【講演者】
特定非営利活動法人 スキル標準ユーザー協会
教育企画委員会 委員長/ASP推進委員会 委員長
持田 啓司 氏/小島 明 氏

【講演者プロフィール】
教育グループ 教育企画委員会 委員長
持田 啓司 氏(写真上)

株式会社大塚商会のマーケティング部門で人材育成サービスの企画・開発を担当。IT業界団体での活動としてはSSUGのほかIPAを始めとする教育やスキル標準の調査・研究プロジェクトに多数参画し、幅広くIT人材の育成活動を行う。

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スキルコンテンツ活用グループ ASP推進委員会 委員長
小島 明 氏 (写真下)

2006年よりスキル標準ユーザー協会が保有するスキル管理ツールのASP事業者として、企業へのスキル標準導入、スキル管理ツールの活用支援を積極的に行う。スキル標準導入支援プロジェクトに多数参画し、スキル標準の導入から運用までのコンサルティングを幅広く経験。現在は、スキル管理ツールの導入支援、スキル標準に関するセミナーの企画・運営、スキル管理ツールのカスタマイズ提案業務に従事。(SSUG ASP推進委員会委員長)(株式会社エス・アイ・エス)

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